第6回まちカフェ京都 「住み家(すみか)と棲み家(すみか)が出会う家」ゲスト:建築家・大岩剛一さん
11月23日(水・祝) 第6回まちカフェ京都
「住み家(すみか)と棲み家(すみか)が出会う家 〜住まいを通してつながる命〜」
ゲストを建築家の大岩剛一さんをお迎えして、開催しました。
大岩さんは、家の話から、周りの環境や文化、日本人の心まで、幅広い話をしていただきました。
とても心に残るお話ばかりで、なにより大岩さんの想いや人柄がとても素敵でした。
印象的だった言葉は、
「人間にとって安全で過ごしやすい環境、というのは
他の動物にとっても安全で過ごしやすい環境、ということ」
虫は、今の日本の暮らし方では嫌われていて、虫のいない家、暮らしが良いとされているけれど、
本当は色んな虫が家を行き来する環境というのが大切なんだ、と この言葉を聞いてはっと気付きました。
大岩さんといえば、藁の家「ストローベイル・ハウス」の研究や普及活動もされているのですが、
藁を使った家って、とっても温かく、落ち着く空間になるのだそうです。
お米が主食の日本人にとって、藁って昔から身近で親しみやすい素材ですものね。
えこさん特製のかぼちゃケーキに、やよいさんが用意してくれた真っ赤なもみじが目に嬉しいお茶の時間も、参加者のみなさんに楽しんでいただきました。
飲み物も温かいものになって、季節は冬へと移ってきましたね。
自分の家の居心地良さも大切ですが、周りの環境も大切に生かした暮らしをすることで、私たちはもっと豊かな生活が送れるのではないでしょうか。
今回も楽しいお話とたくさんの出会い、美味しいケーキに温かい飲み物で、心も体もほっとする ひとときを送ることが出来ました。
大岩さん、参加していただいたみなさん、ありがとうございました!
次回は、12月17日(土) 環境芸術家の山之内理枝さんをゲストにお迎えします。
まちカフェ京都で、また 会いましょう。