11/23(水・祝)住み家(すみか)と棲み家(すみか)が出会う家〜住まいを通してつながる命〜

みなさまこんにちは。
春風くさかべです。

もうすぐ11月、少しずつ朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
10月はさいりん館でのまちカフェ開催はお休みしましたが、
外で色々とイベントしています。
10月29日(土)は、下鴨でまちカフェメンバー主催の手作り市も初開催。

そして、まちカフェ京都の第6回目は、
11月23日(水・祝)に、建築家の大岩剛一さんをお迎えして開催します。
場所はもちろん、さいりん館です。


【転送・転載歓迎】

イラストレーターや、森のガイド人、会社員も個人事業主も、
様々な立場の人間が集まって、<まちカフェ京都>というイベントを始めました。

前回までのテーマは、
「お豆が作る平和な産業」「原子力」「商い」「観光」「映像」でした。
今回は「住まい」です。

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まちカフェ京都・第6回
住み家(すみか)と棲み家(すみか)が出会う家
〜住まいを通してつながる命〜
ゲスト:建築家・大岩剛一さん
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人が住むところと、虫や鳥や色んな生き物が棲むところ。
そこに境目ができ、隔たりができたのはいつからでしょう?

「日本人の衣食住の文化で最も貧しいのは住」
こう語るのは、建築家の大岩剛一さん。

住む文化が貧しくなったのは、
人の住み家と生き物の棲み家が別々になったからかもしれません。

おたがいの「すみか」が離れ離れになった時、
人と自然の距離も遠くなり、人と人にもまた距離ができ、
家は商品として売買の対象になっていました。

この家はどのように建てられたのか?
建材はどこから来たのか?
それにしても、住むっていったい何だろう?

分からなくなったら初めに戻りましょう。

人と生き物の境界線を飛び越えて、
住まいと命のつながりを考えるのが大岩剛一さんです。

暮らしと自然が溶け合った京町家で、
建築学ではない、住まいの哲学を聞いてみましょう。
一本の柱、一枚の壁。
そこから森に田んぼに世界は広がります。

大岩剛一さん
建築家(一級建築士)・成安造形大学芸術学部教授。
99年、環境文化NGOナマケモノ倶楽部」のメンバーとして、
持続可能な社会に向けた住環境のあり方を模索する中で
ストローベイル・ハウス(わらの家)に出会う。
2001年より「わら」と「スロー」をキーワードに、
住の見直しと新しいライフスタイルの創造を視野に入れた
「スローデザイン研究会」を主宰、「わらの家」の研究と普及に努める。
東京生まれ、京都市山科区在住。

【日時】2011年11月23日(水・祝)13時開場 13時半〜16時半

【場所】京町家さいりん館室町二条
http://www.sairinkan.com/
京都市中京区室町二条上ル冷泉町65
京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅6番出口から徒歩4分。
烏丸御池」駅2番出口から徒歩5分。

【定員】25名(ご予約優先)
定員を超えた場合には、お断りすることもありますので、
お早めにお申し込みください。

【参加費】予約:1,800円、当日:2,000円(共にコーヒー・お菓子付き)

【ご予約・お問い合わせ】担当:日下部
kusakabe☆harukaze226.com
(☆を@に変えて下さい)
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【申し込みフォーム】
お名前:
(複数でお申し込みの場合は、全員のお名前をお書き下さい)
連絡先:

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●まちカフェ京都について:
http://d.hatena.ne.jp/machicafe-kyoto/
京都は元々職住一体の町。
仕事も暮らしも別々ではないこの町と同じように、
ゲストと共に日々の暮らしにつながる様々なことをお話ししようという場です。
お茶でも飲みながら、楽しい時間を共有しましょう。

【主催】まちカフェ京都実行委員会・春風
http://d.hatena.ne.jp/machicafe-kyoto/
【共催】京町家さいりん館室町二条
http://www.sairinkan.com/


●まちカフェ京都のこれまで
第1回目 2011年4月24日(日) 楽天堂・高島千晶さん
「ピースとビーンズ 〜お豆が作る平和な産業〜」

第2回目 2011年5月14日(土) 京都大学原子炉実験所・小出裕章さん
「原子力ってホントにいるの?」

第3回目 2011年7月24日(日) 藤井電機・藤井晶夫さん
「商いは飽きない〜まちの電気屋50年あきないの心〜」

第4回目 2011年8月27日(土) まいまい京都・以倉敬之さん
「まいまい京都〜まち歩き観光のすすめ〜」

第5回目 2011年9月24日(土) NHK京都放送局・松原翔さん
「テレビを見る人作る人〜作り手の想いと受け手の気持ち〜」